疲れ過ぎや不良生活習慣などが原因で、身体にゴミのような新陳代謝の老廃物が溜まり、こりが形成されます。
もしこれが続けば、こりが一層深く入って、奥の神経と血の循環道を圧迫し、組織と内蔵の神経支配に影響を及ぼすことで栄養不足、免疫低下を引き起こし、色々な病気を誘発します。
こりは万病の元です。
私は、皮膚表面を押さえるだけで、奥のしこりをしっかりと感じ取り、認識することが出来ます。
これは、先祖二百年の経験と自身の五十数年の医学勉強・臨床体験の真髄です。
従来の皮膚表面ツボを探すのとは違い、鍼灸の歴史から見れば新しい発見です。
こりをほぐすことに関しては、四千年の歴史を持つ伝統鍼灸が最も効果的です。
針はこりの芯まで入れ、針上にピーナッツ状の’もぐさ’をつけ、もぐさの熱エネルギーが、針に沿ってこりの元を直接温めてほぐす為、どんなひどい状態でも一回でこりを取ります。
中国の四十年前の文化大革命は良い伝統とことごとく否定した為、現在上海に一カ所と当医院の二カ所しか、伝統鍼灸医院は存在しません。